第51回「快適な排尿をめざすセミナー
「~間歇導尿指導認定セミナー 中級~」

- 日時:
- 2019年12月14日(土)、15日(日)
- 場所:
- 京都府医師会館 トレーニングセンター
- 後援:
- 京都府医師会
今年で10回目となる中級セミナーを開催いたしました。 今回も北は岩手から南は沖縄まで、全国各地から間歇導尿(CIC)初級セミナーを受講された方が参加されました。前回より人数が増え、30名を超える方にお越しいただき、熱のこもったセミナーになりました。
「小児のCICケア」
講師 田中 悦子 氏 (看護師、NPO快適な排尿をめざす全国ネットの会 理事)
小児のCICケアの特殊性と注意すべき点など症例を交え、一人ひとりの成長に応じた指導法や地域・医師・看護師との連携の大切さを語っていただきました。
「自己導尿と作業療法士との関わり」
講師 細川 雄平 氏 (平成リハビリテーション専門学校 作業療法学科専任教員)
自己導尿における移動動作の実習を介護ベッドや介護椅子を使って、じっくりと行っていただきました。
「残尿測定について」
講師 山口 昌子 氏 (看護師、NPO快適な排尿をめざす全国ネットの会 理事)
残尿測定の実習を2グループに分かれておこない、病院(医院)で普段使用していな い機器なども受講者に体験してもらいました。
「CICに必要な健康教育(個別指導)」
講師 尾ノ井 美由紀 氏 (宝塚大学 看護学部 教授)
健康教育の理念・観点、健康教育の流れと結果、健康教育の展開過程、健康教育の発展過程、患者教育の特徴等わかりやすくご説明いただきました。
「ロール・プレイング」
各グループに医療現場で実際に起こっている課題の解決に向けて取り組みました。ロール・プレイングで、まず講師・スタッフに医療現場における悪い対応例を即興で上手に演じていただき、今回も大いに盛り上がりました。その後、「自己導尿したくない患者の症例と対処」と題し、異なった症例をそれぞれのグループに与えました。グループで患者・家族・看護師役になっていただきましたが、いつも皆さんの熱演が見られ、今回特に素晴らしい演技をなさる方が多いように見受けられました。明日から現場で役立つ内容になればと思います。
「脊髄損傷の排尿管理」
講師 小澤 秀夫 先生 (水島中央病院 泌尿器科 部長)
脊髄損傷の急性期~慢性期の排尿管理のポイントをわかりやすく解説いただきました。様々な症例を出してお話くださり、毎回とても理解しやすい講義をしてくださいます。
「CICを今いちど整理する -自信をもって指導するために-」
講師 百瀬 均 先生 (独立行政法人地域医療機能推進機構 星ヶ丘医療センター 副院長)
CICの生い立ち、導尿の歴史についてクイズを交えて語っていただき、「CIC施行中の患者に検尿は必要か」、「残尿が多い患者はCICが必要か」などわかりやすく解説いただきました。また、CICを実践する立場にいる人に対する、大切なポイントについての貴重なお話がたくさんありました。
「プレゼンテーション:課題 自己導尿認定士に必要なこと=発表」
話し合いの内容は各チームともたいへん優れており、それぞれのチームの視点は今後も継続して考えていくことが多くありました。
「ネオブラダーの術式と排尿管理 」
講師 上田 朋宏 先生 (泌尿器科上田クリニック 院長)
尿路変更に伴う排尿管理について、尿を体外に出せなくなる疾患、尿禁制が保たれなくなる疾患など解説していただきました。 過去に診察された症例等もたくさんご紹介くださいました。
