活動内容/排尿管理研究会/第24回
第24回排尿管理研究会 [2009年7月11日(土)]
<一般講演>
「『間質性膀胱炎』体験記及び今後の取り組みについて」
間質性膀胱炎患者の会「ともの樹」
有田 聖子、大瀬 春江、山田 芳子、桂田 正子
「“フォーリーカテーテル”固定方法の最新情報」
〜米国で急速に普及している固定デバイス“スタットロック”〜
株式会社メディコン 鈴木 拓郎
「骨盤臓器脱の新しい治療用具「『フェミクッション』」
株式会社女性医療研究所 三井 桂子
「排泄ケアにおける看護職の役割」
NPO快適な排尿をめざす全国ネットの会 山口 昌子
「今日から始めるVCUG(排尿時膀胱尿道造影)」
さく病院看護部 菅原 幸子
「要介護高齢者における仙骨表面治療的電気刺激の治療効果」 新潟医療福祉大学医療技術学部作業療法学科 今西 里佳
「宮崎大学医学部在学中4年生ならび5年生への排尿に関するアンケート調査」
宮崎大学医学部外科学講座泌尿器科学分野 井上 勝己
「Narrow Band Imaging(NBI)でのMapping作成:
間質性膀胱炎に対する経尿道的凝固術、術前評価の試み」
水島協同病院泌尿器科 武田 繁雄
「前立腺癌診断における排尿症状の意義:排尿問診票からの検討」
東京医科歯科大学泌尿器科 増田 均
<特別講演>
「腹圧性尿失禁の治療(前立腺手術後の尿失禁も含めて)」
埼玉医科大学総合医療センター泌尿器科 教授 山田 拓己 先生
◆尿筋制のメカニズムのハンモック理論について
〜まず、ハンモック理論の発生のメカニズムについてご説明されました。〜
◆骨盤底の機能、解剖について
男性と女性ではまったく異なります。女性は、子供を生むため、子宮・膣があり、子宮を中心にして、不安定な状態になっています。男性は前立腺があり、骨盤が固定されている状態と考えてください。
〜腹圧性尿失禁について、解剖学的にご説明いただきました。〜
◆体操療法(骨盤底筋体操)
利点は手軽にできること、欠点は長続きしない、やり方によって効果がまちまちである、止めると元に戻ることです。また、年齢はあまり関係ないので、高齢になっても一生懸命おこなうと効果があるといわれています。
〜スリング法、スリング手術の問題点、尿失禁手術改良のコンセプトなどについてもご紹介いただきました。〜
<<−前の研究会 △目次に戻る 次の研究会−>>
|