セミナー・ワークショップ/介護セミナー
市民公開講座「みんなで考えよう!おしっこの問題part3」を開催しました。
日時: 2010年10月24日(日)
14:00〜16:00
場所: メルパルク京都
今年も、一般の方々を対象とした市民公開講座を開催いたしました。早いもので、今回で3回目の開催となります。
当日は、雨にもかかわらず、232名もの多数の方々にご参加いただきました。また、今回もおむつやウォーターサプリなどのメーカー様にご出展いただき、活発な公開講座となりました。
内容
1.「おしっこについての基礎知識、頻尿について」
京都市立病院 泌尿器科 医師 上田朋宏 先生
〜尿が出やすくても出にくくてもおしっこが近くなる症状についてお話いただきました。〜
- 頻尿について
頻尿(ひんにょう)とは、「おしっこの回数が多くて困る」ことです。一般に昼間に8回以上、夜間1回以上トイレに行き、困る場合をいいます。ではどんな理由で頻尿になるのでしょうか?膀胱(ぼうこう)におしっこがためられなかったり、がまんできなかったりして頻尿になります。水分をとりすぎておしっこがたくさん作られても頻尿になります。これは、おしっこが出過ぎて困ることが原因です。ところが、1回ですっきり出せない、出にくいことも頻尿の原因になります。
2.パネルディスカッション 〜みんなで考えよう!よりよい排泄管理について〜
〜治療、介護、看護等さまざまな側面からお話いただきました。〜
<治療の面から>
- 「『ためしてガッテン』に出演して」
京都市立病院 泌尿器科 医師 上田朋宏 先生
〜NHK総合テレビ「ためしてガッテン」で膀胱炎をテーマに出演しましたが、このことをきっかけに、
臨床現場で何が起こっていて、医療者に何が求められているかをまとめました。〜
<介護の面から>
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「あなたらしく過ごすための排泄道具の提案」
株式会社ノーブレイク 介護士 中村 真理 氏
〜排泄の姿勢、ポータブルトイレや尿器・便器の選択法、おむつの当て方、排尿記録の見方などさまざまな角度からご説明いただきました。〜
<看護の面から>
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「尿漏れの改善や予防に役立つ骨盤底筋体操、膀胱訓練を一緒に学びましょう」
長浜赤十字病院 看護師 山口 昌子 氏
〜「腹圧性尿失禁、骨盤底筋体操とはどういったものか?」についてお話いただき、
参加者に実際に骨盤底筋体操を体験していただきました。〜
<その他>
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