セミナー・ワークショップ/介護セミナー

第3回「快適な排尿をめざすセミナー」を開催しました。

〜良いオムツ、悪いオムツとは?オムツについてもっと学ぼう〜

日時: 平成18年3月13日(月) 13:30〜16:30 
場所: ぱ・る・るプラザ京都

  • 「オムツの正しい選び方と使い方のコツ」
    排泄総合研究所/高齢生活研究所 代表 浜田きよ子
  • ケーススタディ・ディスカッション
    「オムツを使用する際に気をつけていること」
    日本コンチネンス協会 認定排泄ケア専門員2級 看護師 
    山口昌子
  • まとめ 
    京都市立病院泌尿器科 医師 上田朋宏

内容

「オムツの正しい選び方と使い方のコツ」

オムツの種類や選び方についてご紹介いただきました。紹介いただいたオムツの中には、まったくオムツに見えず十分下着としてはけるものもあり、これだけでも使用される方の抵抗がかなり少なくなると思われました。また、現在のオムツの多様さについても驚くものがありました。

失禁対策として、ソファーの問題、トイレの手すりなどの対応、下着の下ろしやすさ、介護者の配慮、排尿記録をつける、夜間の対応などがあげられました。 トイレだけでも、例えば和式のトイレを座れるように改造した場合壁に頭がぶつからないか、ドアが入りやすいか、入り口の段差をなくす、外からもあけられるカギなのか、手すりの設置、コール(呼び鈴)の取り付け、中を暖かくするなど安全に関してさまざまな配慮を行わなければいけないことがわかりました。手すりや便器の位置といった使い勝手についても考えさせられ、排泄の奥深さを感じました。


ケーススタディ・ディスカッション
「オムツを使用する際に気をつけていること」

事例を2つ取り上げ、グループでディスカッションしました。そのうちの1つの事例をご紹介します。

<事例> 70歳男性

○既往歴:
脳梗塞。片麻痺、装具をつけて、杖で歩行が可能。

○家族:
妻と2人暮らし

○排泄:
トイレまでの距離は20mほどで、以前は昼間7回/日、夜間2回の排尿であった。 失禁はなく、排尿までに時間はかかるものの排泄できていた。 1〜2ヶ月前より1〜2時間おきの尿意があり、トイレにいくのが面倒になりオムツで排尿している。1日に5回オムツを交換している。 現在はパンツ式オムツのみを使用している。 (7,11,15,17,21時に交換)

○相談内容:
夜間時々寝具までの汚染があり困っている。ゴミ出しの負担を訴えている。よいオムツを紹介してほしいと妻から相談があった。

1.排泄の障害はどんな障害が考えられるか?
2.この方にとってオムツは必要なのか。
3.どんなアドバイスをしたらよいか?
4.夜間の失禁に対してパンツ式のオムツは適切かどうか?


グループディスカッションでは
1.頻尿や切迫性尿失禁の可能性(従って、専門医の受診が必要)
2.場合によって、オムツは必要ない
(切迫性の尿失禁の場合、間に合わなくてもれてしまうようなら、治療の経過をみながらとるようにしていく)
3.介護保険・デーサービス・ポータブルトイレの利用についてもアドバイスする
4.夜間に排尿器やポータブルトイレの利用やパットの併用をすすめる など
このように活発な発表が行われました。

【NPO快適な排尿をめざす全国ネットの会 事務局】
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