看護師のお役立ち情報コーナー

排泄ケアに向き合う介護職が望む排泄管理
〜排泄研修に参加した介護職のアンケート調査から〜

平成24年老年泌尿器学会誌 掲載

【目的】
高齢化社会はますます深刻になり、施設、在宅での要介護度は上昇し生命に欠かせない排泄ケアの介護負担は増加しています。今や介護職の力を頼らずして排泄管理が出来ない現状です。しかし介護職が改善に向けて取り組むための研修プログラムは確立できていない現状です。今回、研修前後のアンケート調査より、介護士の排泄管理の意識を知り、介護職が望む排尿管理に必要な知識を検討したので報告します。

【対象】
介護のイラスト 排泄研修に参加した介護職43名。

【方法】
研修会の事前と終了後に無記名のアンケートを行いました。

【結果】
事前調査から、介護職はおむつの選択や排尿管理など多くの問題を抱えていました。残尿について意識を持ってケアしている介護士は40%(17名)であり、頻尿があるときに残尿を考えると答えました。また、間欠導尿に関する知識は事前のアンケートでは5%(2名)でしたが、研修後は81%(33名)に増加していました。研修後では、介護職は知ってよかったことは排泄の基本知識・残尿が多かったです。今後、力を入れたい排泄ケアは個別ケアやアセスメントが多かったです。排尿ケアは施設全体での取り組みが必要であると全員が回答しました。

【結論】
介護職は排泄の基本知識、残尿の知識をつけ、アセスメントを行い施設全体での個別ケアを実施し排泄管理の改善を希望していました。我々は介護職に対し、残尿を含めた基本的な知識の普及とアセスメントを行えるような研修プログラムが必要です。

残尿について考えたことがありますか(前)のアンケート結果グラフ

排泄の問題で早急に解決すべきこと(前)のアンケート結果グラフ

介護職が希望する排泄ケアのアンケート結果グラフ


【NPO快適な排尿をめざす全国ネットの会 事務局】
〒604-8172 京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町599 CUBEOIKE6階
TEL : 075-257-8120 / FAX : 075-257-8260 / E-mail : info@hainyo-net.org
◆お問い合わせいただく前の注意事項◆
この連絡先は、各セミナー、研究会及びNPO会員の問い合わせに限ります。
会員以外の方の症状及び病院紹介に関する問い合わせには、 返答いたしかねますのでご了承ください。
詳細は各病院にお問い合せください。
Copyright(C) Comfortable Urology Network All rights reserved 2005.
ページの先頭にもどる